女性にとって、全身のムダ毛の処理は永遠の命題です。
さまざまな脱毛方法がありますが、医療脱毛がどんなものかが気になったことはあるのではないでしょうか?
そして、医療脱毛で永久脱毛ができるのかも気になるところです。
そんな疑問を解決するべく、医療脱毛についてのさまざまなことや、永久脱毛できるのかをご紹介します。
医療脱毛とエステ脱毛の違いと永久脱毛の回数
出典:Oggi.jp
医療脱毛とエステ脱毛の違いと、何回で永久脱毛できるのかや期間が気になる方は多いと思いますので、この2つのことについてご紹介します。
永久脱毛の回数と期間
永久脱毛は、医療脱毛でもエステ脱毛でも原理は同じで、毛根にある毛を生み出す毛母細胞にダメージを与えることによって、毛を生えなくすることです。
永久脱毛とは、さまざまな定義がありますが、一般的には米国電気脱毛協会などによって、「最終脱毛より1か月後の再生率が20%以下」とされており、毛が生えなくなるというわけではありません。
それを念頭に置いて、何回で永久脱毛できるのかや期間はというと、照射パワーの強いレーザー脱毛を行う医療脱毛は、照射回数は5回~8回、期間は約8か月~2年となります。
照射パワーの弱い光脱毛を行うエステ脱毛は、照射回数が12回~18回、期間は約3年~4年6か月となっています。
永久脱毛には、毛の生え変わりサイクルの「毛周期」の、成長初期・成長期・退行期・休止期のなかでも、成長期の毛に照射することがポイントです。
出典:Oggi.jp
毛周期と成長期の毛の割合は部位ごとに異なり、顔であれば毛周期は1か月~2か月、成長期の毛の割合は20%となります。
また、ワキであれば毛周期は2か月~3か月、成長期の毛の割合は30%、VIOラインであれば毛周期は1か月半~2か月、成長期の毛の割合は30%となっています。
脚であれば毛周期は1か月半~2か月、成長期の毛の割合は20%です。
ですので、ワキを例にとって考えると、成長期の毛の割合を100%にするためには照射回数が4回、毛周期を3か月とするとインターバルが3回となるので、3か月×3回の9か月が期間となります。
医療脱毛とエステ脱毛の違い
その永久脱毛で医療脱毛とエステ脱毛の違いのなかで、もっともわかりやすいことといえば、使用する脱毛機が違うということがあります。
医療脱毛で使われる脱毛機は、照射パワーの強いレーザー脱毛機です。
エステ脱毛で使われる脱毛機は、照射パワーの弱い光脱毛機です。
そもそも脱毛は医療行為のため、医師や看護師といった有資格者が必要な医療機関でしか行えない照射パワーの強いレーザー脱毛と、医療機関ではないエステサロンの照射パワーの弱い光脱毛という違いがあります。
医療脱毛で永久脱毛するメリット・デメリット
医療脱毛で永久脱毛をする、値段や効果などのメリットとデメリットが気になる方も多いと思いますので、ご紹介します。
メリット①:効果の高さ
医療脱毛で永久脱毛をする最大のメリットといえるのが、その効果の高さです。
医療脱毛では医療機関でしか使用できない、照射パワーの強いレーザー脱毛機を使うため、効果の高い永久脱毛が行えます。
メリット②:通院回数の少なさと期間の短さ
医療脱毛で永久脱毛をするメリットの2つ目は、前項でもご紹介しましたが、照射パワーの強いレーザー脱毛のため脱毛効果が高く、通院回数が少ないことと、期間が短くてすむことです。
医療脱毛は照射回数は5回~8回、期間は約8か月~2年で、エステ脱毛は照射回数が12回~18回、期間は約3年~4年6か月であることから、その回数の少なさと期間の短さがメリットといえます。
メリット③:トラブルが起こりにくい
医療脱毛で永久脱毛をするメリットの3つ目は、医師が肌質や肌の状態を診察し、適切なパワーでレーザー照射が行われるため、トラブルが起こりにくいことです。
さらに、医療脱毛は医療機関で行うため、肌トラブルが起こった際にも、処置や薬の処方を迅速に行ってもらえるため安心です。
クリニックによっては、無料で処置を行ってくれるところもあります。
レーザー照射も、医師または看護師といった有資格者が行うため、医療行為である脱毛の資格のないエステティシャンが行うエステサロンの光脱毛に比べると、安全であるともいえます。
メリット④:美肌効果
医療脱毛で永久脱毛をするメリットの4つ目は、美肌効果が期待できることです。
レーザーを照射すると、毛穴の引き締め、ハリとツヤのアップするだけではなく、医療脱毛が終了すると毛穴がふさがり目立たなくなることで、肌がツルツルになるという、美肌効果が期待できます。
出典:渋谷美容外科クリニック
デメリット①:高い費用
医療脱毛で永久脱毛をするデメリットの1つ目は、エステ脱毛に比べると費用が高くなることです。
医療脱毛の料金相場は、全身脱毛(顔・VIOあり5回)は30万円~45万円、VIO脱毛(5回)は5万円~10万円、ワキ脱毛(5回)は1万円~2万円です。
エステ脱毛の料金相場は、全身脱毛(顔・VIOあり12回)は20万円~35万円、VIO脱毛(12回)は8万円~12万円、ワキ脱毛(12回)は300円~2万5000円です。
出典:MIBAE
医療脱毛とエステ脱毛の料金相場を比較してみると、全身脱毛はエステ脱毛、VIO脱毛は医療脱毛、ワキ脱毛はエステ脱毛が安く、料金はやはり医療脱毛のデメリットといえます。
しかし、回数や期間を考えると、コストパフォーマンス面においては、医療脱毛の料金の高さは一概にデメリットとも、いえないのではないでしょうか。
デメリット②:痛みが強い
医療脱毛で永久脱毛をするデメリットの2つ目は、レーザー脱毛は照射パワーが強い分、エステ脱毛に比べると痛みが強いということです。
医療脱毛の痛みは一般的に、
「輪ゴムではじかれたような痛み」
といわれます。
照射部位によっては痛みが強い部分もあり、Vラインのように毛が濃く太い部分、Iラインのようなデリケートゾーン、額やスネなどの骨に近い部分は、特に痛みを強く感じやすいです。
しかし、近年では、痛みが軽減できる新型のレーザー脱毛機が登場しています。
そのなかには、ほとんど痛みを感じない蓄熱式脱毛機の「メディオスターNeXT PRO」や「ソプラノアイス・プラチナム」、比較的痛みが少ない脱毛機の「ウルトラ美容脱毛」や「ライトシェアデュエット」、冷却ガスで痛みを抑える「ジェントルレーズPro」などがあります。
さらに、照射前に塗る麻酔クリームやガスタイプの笑気麻酔で痛みを軽減できる、医療機関ならではのデメリットの痛みを軽減する方法もあり、どうしても痛みを我慢できない場合は、相談してみても良いでしょう。
デメリット③:産毛や白髪には効果が出にくい
医療脱毛で永久脱毛をするデメリットの3つ目は、産毛や白髪には効果が出にくいということです。
これは医療脱毛でもエステ脱毛でも同じで、どちらも毛のメラニン色素に反応するため、メラニン色素が少ない産毛や白髪にはレーザーが反応しにくく、十分な脱毛効果が得られません。
しかし、近年は産毛や白髪にも効果が出やすい、ダイオードレーザー(SHR方式)という脱毛機も登場しているため、クリニックにこの脱毛機が置いてあるかどうかを、問い合わせてみると良いでしょう。
出典:melby
デメリット④:肌トラブルを起こす可能性が高い
医療脱毛で永久脱毛をするデメリットの4つ目は、エステ脱毛に比べると、肌トラブルを起こす可能性が高いということがあります。
医療脱毛のレーザー脱毛はパワーが強いため、火傷を起こす場合もあります。
しかし医療機関ですので、火傷などの肌トラブルが起こった場合、迅速に処置を行ってもらえる安心感もあります。
永久脱毛ができる、おすすめ医療脱毛クリニック
永久脱毛ができる、おすすめ医療脱毛クリニックを2院ご紹介します。
おすすめ①:SBC湘南美容クリニック
湘南美容クリニックは、日本・海外合わせて100院以上、国内にも70院以上あり、通いやすいことが魅力です。
さらに脱毛プランも豊富で、料金が安いことで人気。
おすすめ②:リゼクリニック
リゼクリニックは、全身脱毛3回が月々3000円からと、気軽に始められることが魅力です。
さらに、初診料・再診料・薬代など、さまざまな無料サービスが充実しています。
まとめ
いかがでしたか?
何回で永久脱毛ができるのかや期間、医療脱毛とエステ脱毛の違い、医療脱毛のメリットとデメリット、おすすめ医療脱毛クリニックをご紹介しました。
回数は5回~8回、期間は約8か月~2年、医療機関でしか使用できない照射パワーの強いレーザー脱毛機、高い効果や回数の少なさと期間の短さなどというメリット、料金が高くなりがちや痛みが強いなどというデメリットがありました。
しかし、デメリットは改善されている傾向にあり、エステ脱毛と比較してもデメリットといえなくなってきています。
さまざまなポイントを比較して、医療脱毛で永久脱毛をして、ツルツルの肌を手に入れてくださいね。
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